11.52017
logファイルで原因を探る
概要
作成したEA・インジケータの挙動がおかしいと思った時は、現象の説明に加えlogファイルを送っていただけると原因を突き止めやすくなります。
※logファイル=MT4の動作を記録したもの
MT4では
・リアル稼働時の「操作履歴」タブのlog
・リアル稼働時の「エキスパート」タブのlog
・バックテスト時の「操作履歴」タブのlog
がそれぞれ別の場所に入っています。
このページではそれぞれのlogファイルの取得方法を記載しています。
リアル稼働時のログの取得方法
リアル口座やデモ口座での動作記録は2か所に分かれて入っています
logは2種類あるので2つとも送ってください。
ファイル名はどちらも「日付.log」で同じです、ファイル名は変えても問題ありません。
~取得手順~
1.MT4の左上「ファイル」→「データフォルダを開く」を選択します
2.データフォルダが開けたらMT4を閉じます
直近に起動してからのlogはMT4を閉じるまで生成されません。
空のlogファイルが送られてくることがよくあります…。
3.「logs」フォルダとMQL4フォルダに分かれてlogファイルが格納されています
4.「logs」フォルダを開いて該当のlogを見つけます
ここにあるのはリアル稼働時の「操作履歴」タブのlogファイルです。
不具合のあった日付.logを送ってください。
5.「MQL4」→「Logs」フォルダの中にあるlogファイルも送ってください
ここにはリアル稼働時の「エキスパート」タブのlogファイルが格納されています。
こちらも不具合のあった日付.logを送ってください。
バックテスト時のログの取得方法
まずは今あるファイルを全削除する
バックテストログは日ごとにまとめられ.logとして残りますが、まずはこれを削除してください。
場所はMT4の左上「ファイル」→「データフォルダを開く」→「tester」→「logs」になります。
方法は全ティックでバックテストした後の擬似ティック・ログ削除の方法を参考にしてください。
再度MT4を開きバックテストする
エラーが起こった時と同じ設定でバックテストをします。
※全ティックではなく、コントロールポイントで行ってください。
※最適化はせずに、必ず1回ずつ行ってください。
例えば「フィルターが機能していない」というような場合、
1.ONの時でバックテスト→MT4を閉じる→生成されたlogファイルの名前を適当に変える
2.OFFの時でバックテスト→MT4を閉じる→生成されたlogファイルの名前を適当に変える
という作業を行っていただきます。
※MT4を閉じなければlogファイルが生成されません。
面倒ですが1回ずつテストしてください。